新刊『双月のエクス・リブリス』 本日発売です
ご無沙汰しております、早矢塚です。え？ もう年の瀬？
いやぁ……2019年があと十日ほどしかないとか愕然とします。
寒くなって参りましたので、皆さまもお身体にはお気をつけください。
では、新刊『双月のエクス・リブリス』の紹介です。
いやぁ、いい表紙でしょう。エッチなんですがそれに負けないくらいカッコいい。許可を得て私用のタペストリーを作っていただく予定です。
こちらは『精霊使いの剣舞』『聖剣学園の魔剣使い』でおなじみの志瑞祐先生に世界観を作っていただき、そこを舞台に「魔弾の王」シリーズの川口士先生と同時に異なるアプローチで描いたシェアードワールドになります。
絶大な力を秘めた機械の少女たち――セラフィム――が眠る大陸。
セラフィムを目覚めさせた天翔騎士たちの、運命に逆らったり、運命を引き受けたりする物語になります。
川口士先生の『帝剣』は大陸で最も強大な力を誇る神聖フィリア帝国の内情が垣間見えつつ、妾腹の第三皇子アルヴェールと夜這い系神官のシルファさん、列伝大好きセラフィムのセイランが国境を越えて活躍する冒険ストーリー。
対して私の『双月』は神聖フィリア帝国の国教である聖フィリア教の総本山がある宗教都市国家ロザディアと、そこに築かれた魔法学院が舞台の学園ものになります。祖父から不本意な呪いを受け継いでしまった主人公グレイが、図書館塔に隠棲する天才魔術師のアリスとともに世界宗教の謎に迫るボーイ・ミーツ・ガールになります（《寝取り王》とか不穏な単語が帯にありますが、ご心配なさらず。純愛です。サービスシーンはあります）。
もちろん単巻でもお楽しみいただける構成ですが、二冊併せて読むとところどころのクロスオーバーが垣間見えて、より楽しんでいただけます。
『双月のエクス・リブリス』のイラストを務めて下さるのは、『かんぱにガールズ』などでご活躍中の白谷こなか先生、キャラクターデザイン協力には『千年戦争アイギス』のシビラでお馴染みnio先生に参加していただいております。
また、特設サイトを作っていただきまして、キャラ紹介や著者コメントなどを載せております。 また、店舗特典の情報などはこちらに。
ぜひぜひ、年末年始のお休みのお供などにしていただけると。
